Red Sea
コンプリートリーフケアプログラム

Q&A

COMPLETE REEF CARE PROGRAM

コンプリートリーフケアプログラム

Q&A

Q.生物学的に成熟した水槽では、どのようにリーフケアプログラムを実行すれば良いのでしょうか?

A.リーフケアプログラム(RCP)を理解する最も良い方法は製品の説明書をじっくりと読むことです。このプログラムにはファンデーション、アルジーマネージメント、リーフエナジー、コーラルカラーの4種類の説明書があります。説明書ではリーフアクアリウムの中で生物学的または科学的に何が行われているか簡単に説明されており、それぞれの製品やプログラムがどのように働き合っているかを説明しています。また、説明書には添加剤を投入するための明白な添加方法が示されています。これにより、全ての添加を推定で行うのではなく、測定した水質によって確実に必要量を添加することができます。 ファンデーションとアルジーマネージメントプログラムはトータル面での水質を創作し維持する責任を負う役目を果たしています。そのため、ファンデーションA、B、C添加剤とNO3:PO4-Xの500mlボトルは始めるためにちょうど良いでしょう。また、硝酸塩プロテストキットと3つのファンデーションテストキットは適性にそれらを添加するために必要となります。 飼育しているサンゴによってはリーフエナジーとコーラルカラープログラムをすぐに実行したくなります。しかし、コーラルカラープログラムは単にサンゴの「塗り絵」ではなく、サンゴが定期的に消費する4種類の中間元素および他の微量元素を含む添加剤シリーズの名称です。

Q.NO3:PO4-Xは淡水の水槽で使用できますか?

A.NO3:PO4-Xは海水専用に開発された製品です。現時点では淡水での性能や長期的な効果の面でコメントは控えさせて頂いています。

Q.NO3:PO4-Xの効果はどのくらいで表れますか?

A.数日中に硝酸塩の濃度は数値で分かるくらいに低下しますが、リン酸塩に関しては時間がかかります。時間の経過に従って硝酸塩とリン酸塩のバランスが取れ、説明書に書いてある濃度に達します。成長促進から色揚げへの移行時には1週間くらいでサンゴの見た目の違いが感じられるようになります。

Q.NO3:PO4-Xはリフジウムに影響を与えますか?

A.硝酸塩濃度を0.25ppm、リン酸塩濃度を0.02ppmを維持することをお勧めします。この濃度は褐虫藻や他の微小藻類にとって良いのですが、リフジウム内の海藻類をサポートできません。NO3:PO4-Xの使用目的は他のリアクター(デナイトレーター等)や科学的な吸着剤を使わずに硝酸塩とリン酸塩を管理することとサンゴにとって理想的な水質条件を完全にコントロールすることです。

Q.硝酸塩の計測値がすでに0.5ppmを下回り、リン酸塩が0.04ppm下回っていますが、NO3:PO4-Xを使い始めることができますか?

A.この硝酸塩とリン酸塩濃度ではすでに硝酸とリン酸塩を減少させるシステムが適切に働いていると思われます。NO3:PO4-Xの使用に変更する前に現行のそのシステムを止める必要があります。この全体的なルールの例外として、デナイトレーターの炭素源にNO3:PO4-Xを用いて使用することはできます。

Q.NO3:PO4-Xをゼオビットシステムまたはボーリングメッソドと共に使用できますか?

A.NO3:PO4-Xは全ての海水水槽で硝酸塩とリン酸塩の減少管理を行います。また、他のサンゴ飼育の手法とも安全に活用できます。NO3:PO4-Xの説明書をよく読み、他の硝酸塩とリン酸塩の管理方法は止めて下さい。

Q.NO3:PO4-Xを科学的吸着剤と一緒に使用できますか?

A.全ての化学的吸着材はNO3:PO4-Xを使い始める前に取り除いて下さい。

Q.NO3:PO4-Xを使用して硝酸塩およびリン酸塩濃度が希望する値に達しました。引き続き水換えをする必要がありますか?

A.定期的な換水は全体的なメンテナンスプログラムの一部です。これは、全ての水質が理想の値になっても続ける必要があります。

Q.NO3:PO4-Xを10日間使用して硝酸塩濃度が1ppmに下がりましたがリン酸塩濃度はまったく下がりません。どうしてですか?

A.硝酸塩を減少させるバクテリアのコロニーはリン酸塩のものよりも速く成長します。質問をした時は目に見える効果が現れる前だったのかもしれません。説明書では硝酸塩濃度が1ppm以下に落ちるまでリン酸塩濃度の計測を推奨していません。また、このような場合でもNO3:PO4-Xの過剰添加を行わないようにして下さい。

Q.リン酸吸着剤を水槽から取り除いたらリン酸塩濃度が上がりました。NO3:PO4-Xの効果が出るまで吸着剤を戻したほうが良いですか?

A.NO3:PO4-Xは水槽に添加した時から働いています。しかし、自然のリン酸減少過程を引き起こしリン酸塩濃度が目に見えるほど減少するのには数週間かかります。過渡期でもあるのでここは辛抱して、一度外した科学的吸着剤は戻さないで下さい。

Q.NO3:PO4-Xを時々使用していますが硝酸塩の減少が見られません。添加量を増やしたほうが良いですか?

A.総水量に対する最大添加量をチェックして下さい(3ml/100L)。また、信頼性の有るテストキットを使用して下さい。15-20日後、まったく硝酸塩の減少が見られない場合にはご連絡下さい。問題の原因を見つけるお手伝いをさせて頂きます。

Q.NO3:PO4-Xを使い始めてからpHの下降が見られました。大丈夫でしょうか?

A.特にpHセンサーをサンプかNO3:PO4-Xの添加場所の近くに設置している場合、いつもNO3:PO4-Xの添加時に起きる若干のpH降下が見られるでしょう。しかし、この場合、pHは短期間の内に通常の値に戻ります。初めてNO3:PO4-Xを使用した際、pHの平衡が取れるまで若干下がる場合がありますが、特に問題ではありません。

Q.NO3:PO4-Xを使用して数週間後に水が濁ってきました。また、岩に蓄積物が見られます。大丈夫でしょうか?

A.その濁りや蓄積物はプロテインスキマーの欠如かNO3:PO4-Xの過剰添加が原因で発生したバクテリアの大きな集まりだと思われます。水量を再計算し添加量を見直して下さい。また、スキマーが十分に働いているかチェックして下さい。濁りの兆しが見られた場合、元の透明度に戻るまでNO3:PO4-Xの添加量を50%減らして下さい。

Q.NO3:PO4-Xと一緒に活性炭は使用できますか?

A.品質の良い活性炭をフィルターの役割として使用することをお勧めします。また、活性炭がRCP添加剤の効果に影響を与えないことを確認しました。これは、活性炭が大きい分子の有機物を捕らえる物理的なスポンジとして働き、また、有機物の分解された最終物質である陰電気を帯びた分子(フェノールなど)も吸収します。RCPの添加剤には活性炭により吸収される有機物は含まれていません。

Q.硝酸塩プロとリン酸塩プロテストキットはRO水で使用できますか?

A.アルジーコントロールテストキットは海水の物理的パラメーターの正確な測定結果が得られるよう校正されています。このキットはRO水の定性的な(定量的でなく)結果を得るためには使用できます。色はカラースケールより若干明るめになり、±5%の誤差が出るでしょう。しかし、この位でもROメンブレンの取替え時期を判断するには十分な測定結果となるでしょう。

Q.リーフエナジーA&Bを添加しているときでも植物プランクトンや動物プランクトンを与えることはできますか?

A.リーフエナジーA&Bはサンゴの栄養学的に必要な成分が全て含まれていますが、追加的に植物プランクトンや動物プランクトンを与えることは有害ではありません。しかし、与えすぎには注意して下さい。

Q.飼育タイプ別に違う塩分濃度やリーフファンデーションに含まれる成分濃度を薦めているのはなぜですか?

A.自然のサンゴ礁と異なり、リーフアクアリウムは水量が少ない中で起きる化学変化により常に影響を受けてしまう人工的な環境です。推奨する基礎成分や塩分の濃度は、特定のサンゴの成長具合や種類によって異なる基礎成分の理想的な濃度を研究した結果を基に導かれています。

Q.リーフファンデーション添加剤の平均的な添加方法はありますか?

A.リーフケアプログラムでは消費される成分の測定結果に沿って添加剤を投与することが基本となります。よって、平均的な投与方法はお勧めできません。ガイドラインとして必要とされる添加量を見積もるために日毎の各元素の消費幅を下記に示します。 カルシウム5-30ppm、マグネシウム1-5ppm、アルカリニティ0.25-1meq/L(0.7-2.8dKH)

Q.添加材をドーシングポンプ等で添加するために薄めたり、混ぜたりしても大丈夫ですか?

A.リーフエナジーAとBを除き全ての添加剤は希釈可能です。リーフエナジーのAとBは添加する直前には混ぜ合わせることが可能ですが、短時間でも混ぜ合わせたままで置いておく事はできません。基本的にRCPの添加剤は望まざる化学反応の原因となるため互いに混ぜ合わせることができません。このルールの例外として、リーフファンデーションA、CとコーラルカラーB(カルシウム、マグネシウム、カリウム)は混ぜ合わせても不都合な反応はありません。

Q.マグネシウム濃度が非常に低いので、1日の最大増加量に沿って添加を続けても理想値に引き上げるまで数週間かかりそうです。添加量を増やすことができますか?また、増やすと悪影響がありますか?

A.基本的に1日の最大添加量を越えないほうが良いでしょう。特に濃縮されたマグネシウム添加剤を一度に大量に投入すると、全体の水に適度に溶ける前に濃い成分が生物に接触することにより害を与える場合があります。やむを得ず1日の間で10ppmまでの添加を複数回行うことはできますが、添加剤を適正に溶かすために添加の間隔を数時間空ける必要があります。

Q.単独のリーフファンデーションA、B、Cを使わずにファンデーションABC+だけ使うのはだめですか?

A.リーフファンデーションABC+は「平均的な」サンゴ水槽で消費される基礎成分の予測に基づいてつくられています。実際にはまったく同じ水槽など無く、基礎成分の消費量はそれぞれの水槽で異なります。しかし、その消費量の差は長期間が経ったときに顕著となるので、ABC+を使用して1日に必要な添加剤の数を減らすことができます。しかし、全ての基礎成分の理想的な値を保つため、1週間毎に個別に各成分の調整は必要となります。

Q.パウダー状添加剤であるリーフファンデーションABC+に水槽サイズに対応した1回分の最大添加量があるのはなぜですか?

A.ABC+にはカルシウムと炭酸塩の両方が含まれており、炭酸カルシウムとして沈殿しないように水槽に溶かす必要があります。よって、一度に60g以上のABC+を添加することはお勧めしません。この製品のコンセプトは添加を簡単に行えるようにすることですが、1回の添加で最大添加量を超えることをお勧めしてはいません。

Q.外出した時など、リーフケアサプリメントを2週間添加しないとどうなりますか?

A.魚に餌を与えるのと同じように、できるだけ頻繁に全ての添加剤の投与を続けるのが理想です。NO3:PO4-Xは継続的に添加することが必須で、添加を怠ると多数のバクテリアのコロニーが死滅し、再度回復するまでに時間を要します。もし水槽の水質をサンゴの色揚げ用に設定している場合、リーフエナジーAとBの添加もサンゴを飢餓から防ぐために重要です。

Q.カルシウムリアクターを使用している場合のコーラルカラーDの添加方法はどうなりますか?

A.まず、水槽内のカルシウムレベルを計測します。その後、1日(1日でカルシウムの減少があまりみられない水槽であれば2、3日)カルシウムリアクターを止めておき、再度水槽内のカルシウム濃度を計測します。すると、リアクターの停止前後のカルシウムppmの値がわかります。その値の差により1日の消費量が割り出す事ができ、コーラルカラーDの添加量を決めることができます。(取説表中「2.他社カルシウム添加剤の場合」を参照してください)
例)カルシウムリアクター動作時の値が450ppm、3日停止した後の値が420ppmだった→450-420=30ppm(つまり1日の消費量は10ppm)